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教育方針

- 使命宣言 -
「私たちは,生徒の自尊感情を高める実践を追求します。」 
 
 
 
 「さまざまな課題・特性を持ち、「困り感」や「生きにくさ」を感じながらも何とか生きていこうとする子どもたちを受け入れ、仲間と共に学校生活を送る場を徹底して保障する学校(No student is left behind)
 これは、本学園が最も大切にしている「目指す学校像」です。「受け入れる生徒像」と「目指す学校像」は変えることなく、「受け入れた生徒」を自尊感情の向上を図りながら変える。本学園も生徒たちと共に変わり続け、進化を続けます。
 
 

揺るぎない”徳風スタイル”

10の徳風スタイル

Ⅰ 通信教育に関する“徳風スタイル”
 4つのタイプの高等学校通信教育を行っています
「添削指導(レポート指導)」,「面接指導(スクーリング)」及び「試験」の方法で行うことと定められている高等学校通信教育について,生徒の多様な実態・ニーズ等に対応できるよう,4つのコースを設置しています。
 
(1)全日型コース
徳風技能専門学校高等課程に同時入学し,通常の高等学校と同様に週5日通学して,専門的な知識・技能を習得しながら高等学校卒業資格を得るコース。通常の通信制高校では困難な「専門性の習得」を可能にし,専門高校に匹敵する「専門性」を養います。
 
 
(2)土日コース
通常の通信制高校と同様に,レポート指導と週末に本校で行うスクーリングを中心としたコース。
 
(3)平日サポートコース
亀山の本校で前・後期末に集中的に行うスクーリングのほか,津駅西口近くの施設で週3日(月・水・金) の午前中に行うスクーリングとレポートの作成支援を中心としたコース。
 
(4)技能連携校コース
技能連携校である高等専修学校に同時入学し,専門的な知識・技能を習得しながら,高等学校と専修学校の2つの卒業資格を得るコース。現在,大阪府の高等専修学校各1校に設置しており,新たな技能連携校を現在募集中です。
 

- 以下のは,全日型コースの“徳風スタイル”です。-
Ⅱ 学校生活に関する“徳風スタイル”
 生徒がゆとりを持って学校生活を送れるよう,次のような工夫・配慮をしています。
 
 30人学級を基本としています
生活集団としての学級の編成基準を標準より10人少ない30人とし,少人数指導を実現しています。
 
 9時30分に授業を開始しています
授業開始時刻を通常の学校より約1時間遅くして,遠方からの通学に対応しています。
 
 スクールバスを学校・JR亀山駅間で運行しています  
遠方からでも通学できるよう,またその経済的負担を軽減できるよう,登下校時はスクールバスを無料で利用できるようにしています。
 
 生徒寮があります  
通学困難な生徒はもとより、朝の起床が困難など基本的生活習慣に課題を持つ生徒等も入寮できます。
 

 
Ⅲ 学習に関する“徳風スタイル”
 
 授業は1コマ40分を基本としています 
集中力が途切れずに学習できるよう,授業時間は標準より10分短い1コマ40分を基本としています。
 
 授業の自習は原則としてありません
出張等で学校不在となる教員がいても授業が自習とならないよう,また,各コース行事や検定試験対策等を効果的に実施するための時間を十分確保できるよう,時間割を適時編成して授業を行っています。 
 中間・期末試験は毎回5日間実施しています 
定期試験は,生徒の過重負担とならないよう1日に実施する科目数を少なくし,5日間実施しています。
 
 進級・卒業等のための補充授業を実施しています 
長期入院や不登校等のやむを得ない理由で欠席時数が多くなり,各科目等の履修認定が困難な生徒に対しては,通常の時間割とは別に特別時間割を編成し,不足時数分の補充授業を実施しています。(怠学を理由とする欠席は対象外。)
 
 5年一貫教育を実施しています 
ドッグコース又はパソコンコースの生徒は、徳風技能専門学校専門課程のトリミング科又はコンピュータ科に進学し、3年間で身に付けた知識・技能を更に向上させ、進路の選択幅を拡大することができます。

新たな“徳風スタイル”

Ⅳ 学習に関する新たな“徳風スタイル” 
 
 公文式教材を使用した「積上げ学習」を1年生全員と希望する2年生を対象に実施しています
公文式教材(算数・数学)を使用した「積上げ学習」を毎日行うことにより,生徒が次のように思える状態を目指して「自己成長感」「自己効力感」を高めていきます。(なお、学習効果が上がりにくい生徒については、保護者の了解も得たうえで、認知機能の向上を目指す「コグニティブトレーニング」を実施します。)
○「できなかったことが短時間でできるようになり,自分に自信が持てるようになった。」
○「自分に合ったちょうどの内容を毎日するので楽しくなり,もっとやりたいと思えるようになった。」 
 
 「ソーシャルスキルトレーニング(SST)」を実施しています
他者と良好な関係を形成・維持していくための知識・技能の習得を目指す「ソーシャルスキルトレーニング(SST)」を計画的に実施することにより,生徒が次のように思える状態を目指して「自己効力感」を高めていきます。
○「言いにくいことでも落ち着いて言えるようになった。」
○「人間関係のストレスを自分でコントロールできるようになった。」
 
 ボランティア活動を単位として認定します
学校外で休日等に生徒が自発的に行うボランティア活動を教育課程に位置付け,その活動が学校所定の条件を満たし,概ね満足できる成果が認められる場合は,単位として認定します。この制度により,生徒が次のように思える状態を目指して「自己有用感」を高めていきます。
○「自分も社会の一員として確かに役立っていると実感した。」
○「人のために一生懸命に考え,行動すれば,自分も幸福になれると思う。」
 
 「ライフスキル」を身に付ける講座を開設します。【新規】
卒業後の社会生活・職業生活等に必要な基礎的な能力を養うことを目指す「ライフスキル講座」を開設し、計画的・系統的に学習することにより、生徒が次のように思える状態を目指して「自己効力感」を高めていきます。
○「卒業後は、仕事をしながら社会人としてやっていけそうな気がする。」
○「自立するとはどういうことなのか、よく分かった。」

令和6年度 年間指導計画

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